RFM分析いいお客様Proデシル分析解説 |
デシル分析は、顧客分析の1手法で、顧客データの解析を行います。 お客様を購入金額の高い順に10(デシル:ラテン語で10という意味)等分してその構成比を算出するという分析方法です。 どのデータで10等分してもいい(例えば来店回数、購買額等)のですが、購買額で10等分するのがわかりやすい為、購買額で行います。 その方法は 1)お客様毎の累計購買額(一定期間の購買額累計)のデータを用意する。 2)お客様の人数を数える。 3)人数で10等分する。例えば500人お客様がいれば、50人づつの10組とする。 4)お客様の累計購買額で、10組のどれかに入れる。※1 5)データを分析する。※2 ※3 ※1:約10000人を約1000人づつに10等分 ![]() ※2 ![]() ※3 累積分布を見てみましょう。 ![]() デシル値2までで、63%の購買額となっています。 「ビジネスにおいて、売上の8割は全顧客の2割が生み出している。よって売上を伸ばすには顧客全員を対象としたサービスを行うよりも、2割の顧客に的を絞ったサービスを行う方が効率的である」というパレートの法則というものがあります。 そこまでの数値ではありませんが、全顧客の2割で63%の売り上げとなっています。 ![]() これらのお客様に対して、アクションを行う事が、マーケティングの第1歩です。 |
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